井の頭池

関東に入国した徳川家康は居城を江戸に置く事になったが、江戸は海辺であることから、井戸を掘っても海水が混じり込んでしまい充分な飲料水を確保することが出来ませんでした。
そこで日比谷入り江に流れ込んでいた神田川を改修して小石川上水(のちの神田上水)を整備させました。 その水源となったのが井の頭池なのです。

           左側の建物の7階に中角さんが住んでいます。

その井の頭池、かつては豊富なわき水に支えられていましたが、現在では、わき水は涸れ細っているようです。その結果なのか、水質汚染が進み、以前の様な透き通った池を見る事は叶わなくなっています。

もっとも水質悪化の原因は、他にもいろいろあり、わき水が減少したからだけではないようですが、池の表面が、ペンキを流したように緑の藻に覆われているのを見て、ショックを受けました。

 野口雨情の碑

井の頭池の西岸にあります。どうして此処に野口雨情の歌碑があるのか、不思議だったのですが、かつて雨情は、武蔵野市に住んだことがあるのだそうです。

「十五夜お月さん」や「七つの子」「赤い靴」「青い眼の人形」などの童謡詩の作者として知られていますね。

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井の頭池 への6件のフィードバック

  1. 美大 より:

    井の頭池はそんなに汚れているのですか。洗足池も石神井池も、都内の池は軒並み濁ってしまっていますが、少しでもきれいになって以前の透明さが戻るといいですね。野口雨情の詩はしっとりとしていい雰囲気です。。(余談ですみませんが、拡大したら「は」の上の方に毛虫くんを発見してしまいました)
    そして美大が関心があるのは、花兄さんのご賢察のとおり弁天様のうわさです。
    ほんとうはどうなんでしょうね?!

  2. Choti & Berry より:

    以前、井の頭線沿いに住んでいたのですが、井の頭池ってそういう歴史があったのですね。
    いつかまたキレイな池に戻る日が来ますように♪

    • kodairanoyama より:

      Choti & Berry さん、こんにちは。
      フォト蔵と、wordpressにわたって書き込んで頂きありがとうございます。
      以前、井の頭線沿いに住んでおられたのですか!
      いろんなところに住まわれていろんな体験をされていますね。

  3. tennis より:

    え?最近の井の頭公園って汚れてしまったのですか。一時三鷹台に居たことがありますが、あの頃はロマンティックな公園でした。最近は恋人が分かれる公園等言われていますが、この話、写真は幻滅です。(どうぞ玉川上水まで及びませんように)
    (それにしても中角氏は贅沢なところに住んでいますね)

  4. kodairanoyama より:

    美大さん、緑が豊かで良い環境ですが、木が繁ると花びらや落ち葉が池に落ち、高栄養か進みアオコが発生する。なかなかうまく廻らないものですね。
    弁天様のうわさ、美大さんは信じていそうですね!井の頭公園には行かれませんように。

  5. kodairanoyama より:

    tennis さん、閉鎖系の池は、どうしても高栄養化が進み濁ってきますね。アオコが筋になって浮かんでいるのを見るとガッカリです。でも、まだ、池の中央部は綺麗に見えます。
    中角さんのマンション、吉祥寺駅に近く、井の頭公園を眼下に見られて、良い所にあります。

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